忘れなくていいよね

忘れないよ

 

ひとつの枕に顔寄せ合って

おでこと鼻をくっつけて

 

貴方の深い呼吸に合わせるように息をした

 

 

貴方はなんでも聞いていいよなんて言うけど

きっと答えはないと思ったから

 

知りたいこともわからなくなった

 

 

首の下に通る温かい右腕も

腰を思わせぶりに抱き寄せる左腕も

 

愛おしくって貴方の腕に

柔らかなキスのシャワー降らせれば

その指絡めてくれるから

永遠なんてここに存在する気がした

 

 

忘れないよ

 

ここまできたけどここでさよなら

貴方には偽物 私には真実

 

 

歌もその声もその染め上げられた

傷んだ髪も

顔も肌もその見透かすような

虚ろな瞳も

 

 

 

ねぇ忘れなくていいよね

 

 

 

冷えたベランダいつもの景色だって

ただ無性に感傷的

 

あの歌口ずさんではほろりほろり頬つたう想い

 

どこにいてもふと貴方が浮かんでは溢れ

 

 

この心から流れていきそうです

 

君の夢。

今日 君の夢を見た

 

君がすぐそばにいるようで

二人抱き合いながら

こんな幸せがあるのかと思った

心が満たされる感覚はじめて知ったよ

会いたいなぁ会いたいよ

ただそれだけなのに

 

 

君が笑うとわたしも嬉しくなる

君が元気ならわたしも明るくなる

 

 

でもいつも君の顔色伺って

たまのメール届けば嬉しくってすぐ返すけれどちょっとツンデレ

その返信遅いと何度も見返しては送った内容後悔して考えて

このまま終わってしまったらと怖くなる

 

これって好きといえるの?

君はわたしを好きでいれくれてるの?

わたしは君のコト愛おしくてたまらないよ

もっと色んな話をして君と笑いあいたいよ

でも気まぐれな君の言葉にいつも怯えてた

 

きっとわたしだけだったの

 

こんなに心揺らせて溺れていたの

 

とんだ恥さらしだね

もう二度と会わない会わない会わない会わない会わない会いたい

 

想いで。

夜眠る前 真っ暗な部屋で

目を瞑って浮かぶのは貴方のこと

 

となり気にしながら そっと天井見上げ

零れゆく涙とこの想い

 

いけないことでしょうか

こんなにも恋しい気持ち止められなくて

忘れられるでしょうか

このまま会わなければ何事もなく…

 

朝起きて外 冷たくなった風

静かに口ずさむその歌は愛の言葉

 

今はどこでなにを 知る由もない

擦れゆく笑顔とその眼差し

 

戻れないでしょうか

出会うはずのないあの日のふたりに

ニセモノでしょうか

誰かを裏切り歩むわたしの恋は…

 

会えない時間が切なさ連れてくるのでしょう

 

さよならとあなたの目を見て言えたなら

手を繋ぐことも許されぬこの恋を

懐かしい思い出と諦められるか

 

いけないことでしょうか

こんなにも恋しい気持ち止められなくて

忘れられるでしょうか

このまま会わなければ何事もなく…

もうさよならでしょうか

言えなくて言いたくなくて季節巡り

もう会えないでしょうか

心が泣きながら貴方を探し彷徨い…

 

ただ一度だけでいい いいから

貴方を愛してると伝えたかった

 

 

 

 

 

 

なぜ貴方だったんだろう。

愛おしいって気持ちはじめて知った

こんなに触れていたくて恋しいと想うなんて

今まで感じたことのない温かさに戸惑う

貴方の頬を撫で首に腕を回し目が合えば

世界はそこにひとつだった

 

いつも「これで最後」言い聞かせるのに

会ってしまえばすぐ決意はゆらり揺らいで

またね…と約束を交わすだけ

 

運命なんかあってもなくてもいいけど

この出会いが必然なら神様は遊びがすぎる

心も身体もとっくに貴方のものなのに

決して願おうとも貴方のものにはなれない

 

「会いたいなんて言えなくて」

歌の中だけに存在してたはずの甘い感覚

貴方のすぐ傍に置いてきてしまいたい

もう待つのは嫌だから

 

何も知らない

嘘の名前も言い飽きた

 

頭で理解しようとも心がそれを拒絶する

今自分に委ねられてしまう選択がこわくて

いつかくるさよならを受け入れられなくて

いつまでも絡まる糸解かないまま

 

確かに世界はそこにひとつだった

 

ひとつだけだったのに

 

 

 

求。

あの人の会いたいは

わたしの会いたいとは違う

 

この人のしたいは

わたしのしたいとは違う

 

だれかに言われた

わたしは依存している

 

あなたに何がワカル?

 

求められているあなたにわたしの何がワカル?

来る日も来る日も

誰からも何からも求めれないわたしの

何がワカルっていうの?

 

 

イライラする

むしゃくしゃする

 

みんな死ねばいいのに

 

ティッシュで潰してゴミ箱に捨てる

 

ただそれだけのコト

 

 

愛されたい

 

愛したい

 

愛されたい

本当にわたしを愛してくれる人を心の底から愛したい

 

生まれ変わってもあなたに会いたいって

 

言える愛し方をしたい

 

 

だれか教えて

 

 

カナシイヒカリ。

トンデモナイ現実をみていた。

 

身体が震えるって、こういうことだったのか。

 

やっぱりお互い 鏡 だったんだね。

 

私がしていることは貴方もしていたこと。

 

こんな展開、望んでいた訳じゃない。

 

でもとっくに遅すぎた。

 

真っ黒に澱んだ沼の底が私にも貴方にもよく似合う。

 

零れてはまた溢れる感情と、汚らわしい水分。

 

 

 

ねぇ、それでも私は美化して終わりにするわ。

 

すっ  と空いていた間に アナタは私を救ってくれたのだと。

 

 

 

 

ただ、それでも今は、このひどくツメタイ底に届きそうなヒカリを見つめていたい。

 

 

求めて求めて。

 

 

 

ただ、包み込んだあの日だけは

 

決して消えない。

決して終わらない。

決して忘れない。

 

 

 

 

だって、本当の私だったから。