忘れなくていいよね

忘れないよ ひとつの枕に顔寄せ合って おでこと鼻をくっつけて 貴方の深い呼吸に合わせるように息をした 貴方はなんでも聞いていいよなんて言うけど きっと答えはないと思ったから 知りたいこともわからなくなった 首の下に通る温かい右腕も 腰を思わせぶり…

君の夢。

今日 君の夢を見た 君がすぐそばにいるようで 二人抱き合いながら こんな幸せがあるのかと思った 心が満たされる感覚はじめて知ったよ 会いたいなぁ会いたいよ ただそれだけなのに 君が笑うとわたしも嬉しくなる 君が元気ならわたしも明るくなる でもいつも…

想いで。

夜眠る前 真っ暗な部屋で 目を瞑って浮かぶのは貴方のこと となり気にしながら そっと天井見上げ 零れゆく涙とこの想い いけないことでしょうか こんなにも恋しい気持ち止められなくて 忘れられるでしょうか このまま会わなければ何事もなく… 朝起きて外 冷…

なぜ貴方だったんだろう。

愛おしいって気持ちはじめて知った こんなに触れていたくて恋しいと想うなんて 今まで感じたことのない温かさに戸惑う 貴方の頬を撫で首に腕を回し目が合えば 世界はそこにひとつだった いつも「これで最後」言い聞かせるのに 会ってしまえばすぐ決意はゆら…

求。

あの人の会いたいは わたしの会いたいとは違う この人のしたいは わたしのしたいとは違う だれかに言われた わたしは依存している あなたに何がワカル? 求められているあなたにわたしの何がワカル? 来る日も来る日も 誰からも何からも求めれないわたしの …

カナシイヒカリ。

トンデモナイ現実をみていた。 身体が震えるって、こういうことだったのか。 やっぱりお互い 鏡 だったんだね。 私がしていることは貴方もしていたこと。 こんな展開、望んでいた訳じゃない。 でもとっくに遅すぎた。 真っ黒に澱んだ沼の底が私にも貴方にも…

暗闇。

今どこを歩いているのか 今何処へ向かっているのか 今やるべきことはなにか 今 今 今 今 今 現実を直視したところで暗闇。

大切と慣れ。

大切だとよくわかっているはずなのに なぜその大切をあっけなくも手放してしまうんだろう 慣れは怖い あれほど大事に大事にしてきたのに 慣れてしまえば簡単に放り出してしまえるのだ 大切と慣れを天秤にかけたとしたら それは平等な結果をもたらさない なぜ…

理性。

今すぐにでも走りだしたい ここから どこか 遠く 遠く 遠く へ 昔から使えないままの絵葉書の言葉 わたしたちはどこへだっていけるし 何者にだってなれる 嘘だ そんなことできやしない ここから走りだしてしまいたい衝動だって 頭がおかしくなるくらい叫びた…

タダイマ。 私の居場所。

こんな気持ちで唄うのはいつ以来だろう こんな気持ちで音を追うのはいつ以来だろう あの懐かしい日にふと心だけが連れていかれてしまって 置き去りにされた身体はどれほどの歳月が流れてしまったのかを思い知る ここまで来るのに色んなことがありすぎたのだ…